『出力30パーセントくらいで、ゆるやかな婚活』をおすすめしている本ブログですが、私の友人(アラフィフ)は、「出力30パーセントなんざ、ぬるくてやっとれん」というタイプ。

彼女は私のように体力も気力もないタイプとは違い『けっこう頑張れてしまう』というV8エンジンの持ち主です。


彼女の婚活は、私のそれとはさほど変わらないものでしたが、期間が大きく異なりました。

私が5年かけてノロノロとマイペースでやっていたことを、彼女はわずか数ヶ月でこなしていったのです。


マッチングからのお試しデート、お付き合い、合わないとわかったのでお別れ、ふたたびマッチング……(以下エンドレス)


彼女がブンブンとエンジンを回しているのを目の当たりにして「中年が本気を出したらすごいんだな……」と、心から 怯え 感心したのでした。


スピードが早ければいいというものではありませんが、やはりこれは称賛に値すると思います。


私はパートナー探しという活動自体はのんびりやっていましたが、いざ相手が見つかって付き合い始めると、そこからのスピードは割と早い方でした。

なぜかというと、『もしこの人じゃないとしたら、あまり長く時間を無駄にしたくない』という思いがあったのです。

  • 相手に結婚願望はあるのか?
  • 私以外にも誰かいるのではないか?
  • 家族との関係性はどうか?
  • 過去にどんなことがあったか?
  • 私が“長く付き合っていきたい”と思えるような相手なのか?

『家族との関係性』や『過去に何があったか』という項目は、それ自体が結婚の障害というわけではなく、「この人は今現在、そのことをどう捉えているのだろう?」ということが知りたかったのです。

もし過去に問題があったとしたら、それはもう乗り越えたことなのか。もしまだだとしたら、私と一緒に乗り越えていきたいと思ってくれるのか。

大事なのは“過去”ではなく、“これから”です。二人で生きていく上で、大きな隠し事や、心の痛みを分かち合わないという選択は、私にはありません。私にとって、それはとても大事なことなのです。

親のことが大嫌いでも構いません。でももし、その憎しみを家庭で繰り返すようなタイプのトラウマがあるとしたら、そこは向き合って一緒に変えていこうと努力してくれる人を私は選びたいと思いました。


生涯の伴侶は、助け合ってこそ。

それには互いが素直に、正直になることが必須です。

「自分は人に素直になれないんだ」という人は、申し訳ないのですが、願い下げでした。

『相手が自分に正直になれるようお手伝いする』という選択もあるのでしょうが、私はそこまで面倒は見られないと思ったのです。

ハタチそこそこならともかく、アラフォー・アラフィフの男性で「自分は人に正直になれないんだ(でも婚活はしている)」というのは、私にはハードルが高すぎました。

「自分は人に素直になれないところがあるけど、きみとの結婚生活のために克服しようと思う」と言ってくれるのであれば、こちらも覚悟を決めて挑んだと思います。

しかし、そもそも「自分は人に素直になれない」ということに気づいてもいない……というパターンが多いのも事実。


婚活において『相手を知る』のは大事なことですが、『自分を知る』ことは、それ以上に大事です。

婚活というプロセスの中で、私は何度も“新たな自己発見”をしました。

「私ってこういう人だったんだな……」と気がつくことで、どんどん本命に近づいていく感触があったものです。

婚活は自分を成長させてくれるのかもしれませんね。

Unknownのコピー
 雪の結晶のオブジェ❅❄

 よく見るとスターウォーズのモチーフが……



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