40代から始める、ほんとうに幸せになる婚活

【40代から始める、ほんとうに幸せになる婚活】marriage40.blog.jp 「実は婚活は年齢を重ねた方が有利である!」という持論の元、パートナー探しに関するあらゆるノウハウを書いたブログです。 読者対象は結婚相手(または恋人)を探している40歳以上の方々。中高年のための“あんまり頑張らない婚活”を応援しています。 [毎週、月曜の朝7時に更新しています]

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2021年04月

「マッチング、バリバリやってるよ!もう何人かと会ってみたよ!」

このような報告を友人から聞くのは、婚活アドバイザーとして実に嬉しいことです。(婚活アドバイザー = たった今とってつけた肩書きなのでお気になさらず……

バリバリやって短期間で相手が見つかり、あれよと言うまにラブラブに……という展開であればいいのですが、バリバリやっているにも関わらず、思うような結果が出ず、ある日突然、心がポッキリ折れて「もう婚活が嫌になった……」というのは、頑張り屋さんであればあるほど多いようです。

婚活を頑張っている人たちに水を差すつもりはないのですが、もし婚活に集中しすぎるあまり、感情の振り幅が大きくなりすぎるのでしたら、ちょっと立ち止まってみてほしいのです。

バリバリやっているうちは気づきにくいのですが、いつのまにか不必要な婚活疲れを背負い込んでいるかもしれません。


【婚活で心が折れる一歩手前の症状】

・マッチングで返事が来ないと落ち込む。

・うまくいかないと「自分の何が悪いのか」と考え込む。

・気がつくと相手からの連絡を待っている自分がいる。

・今は連絡をとっていない相手の態度や発言を思い出してはイライラする。

・返事がすぐに来ないと不安になる。

・将来について悪い想像をしては暗い気持ちになる。

・マッチングアプリのいいねの数が気になる。

・相手の言葉尻を捉えて悪意に受け取ったり、「本当はこう思っているのではないか」と、相手の本心を悪く想像してはネガティブになる。

……他にもまだありますが、書ききれないので割愛します。


バリバリやるのは短距離走のようなもので、短い期間に全力を出すため、息切れするのが早いのです。

もしあなたがバリバリ短期集中を好むのであれば、婚活は休み休みすることをおすすめします。

ひとりの人と出会い、それがうまくいかなかったら、婚活をお休みする。またしばらく経ったら婚活に乗り出す……という風に、小学生のカスタネットのリズムでやれば、毎回気持ちに余裕を持って婚活に挑むことができるでしょう。(間違ってもフラメンコのカスタネットでやらないように)

婚活は苦行ではありません。

というか、婚活を苦行にしないでほしいのです。

婚活をしていると、楽しいことだけでなく、悲しいことや嫌なことも体験するでしょう。しかし良いことでも悪いことでも、出来事を強く握りしめすぎると、精神的にヘトヘトになってしまいますし、最終的には婚活が嫌いになってしまうかもしれません。


相手が見つからないというのは、婚活においてはある意味まだマシな状態で、それよりももっと苦しいのは「まあまあ良さげな相手がいるにも関わらず、うまくいってる気がしない」というものです。

物事が思い通りにいかないとき、人はそれについて何かしらの原因があるはずと考えます。そうなると「自分の何が悪いんだろう?」と、己の落ち度を探し始めたり、もしくは相手の欠点のせいにしたくなるかもしれません。

しかし、そうなったのは決してあなたの努力が足りないとか、人を見る目がないとかではありません。

婚活はクジ引きのようなもの。自分とマッチしない相手を引き当てたからといって、そのことで誰かが責められたり、責任を取らされたりすることはありません。クジ引きというのは単にそういうものだからです。

(※これが結婚相手や人生のパートナーとであれば、二人の間に問題が起きた時に「何かしらの原因があるはず」と考えて、一緒に解決に向かうのは理にかなっています)


いつか当たりを引くことができるのは、婚活というクジを引き続ける人だけ。しかし屋台のクジ引きのようにわかりやすく『当たり』などと書いてあるわけもなく、せいぜい薄らぼんやりとした文字で「当た……”?」と読めるだけ。しばらく付き合ってみて、それが『当たり』ではなく、『当たらずとも遠からず』だったりしたときに、全力で「ズコー!」とずっこけるまでが婚活なのかもしれません。

もしも長いこと当たりが出なかったらどうでしょう? 屋台であれば「おっちゃん、これ当たり入ってないでしょ?」とクレームをつけることも可能ですが、婚活クジではせいぜい神を恨むくらいしかできません。

人生をかけて婚活してしまうと、行き詰まったときのダメージは絶大です。このブログで『出力30パーセントくらいで、ゆるやかな婚活』を謳っているのはこのためです。気持ちに余裕を持って楽しみながら婚活するには、ある程度の“気長さ”が必要になることもあるでしょう。
 

婚活の呼吸は全集中でなく、ぼちぼちでも充分可能です。

婚活は出力30パーセントで、あとの70パーセントは仕事や遊び、趣味の活動に使って、誰にも振り回されない、キラキラと魅力的なあなたでいてください。


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キラキラと輝く努力をせずとも、もうすでに輝いているのです。

生きてるだけでそれは可能です。




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マッチングアプリに登録すると、メッセージやいいねが届きます。

(厳密には登録してから写真を載せて、プロフィールを充実させると……ですね)

女性の場合、あまりにたくさんメッセージをもらうため、最初の時点で「もうアプリやめたい」と引いてしまうかもしれませんが、しばらくするとそれは沈静化します。登録初日に通知が鳴り止まないからといって、慌ててアプリを削除したりせず(私はやってしまいました……)様子を見つつ続けてみてください。

マッチングサイトやアプリでは、登録した直後は目に付きやすい仕組みになっているものが多いため、このような現象が起きるのですが、このように多くの人に見てもらうチャンスがあっても、プロフィールがスカスカだとしたらせっかくのチャンスも台無しです。マッチングに登録するのは、プロフィールが完成してからにするのが良いでしょう。


プロフィールはマメにお手入れするのが理想的です。

誰かがあなたのプロフィールを見て「この人いいな」と思っても、最終更新日が二年前だとしたら連絡を諦めてしまうかもしれません。

最終更新日が表示されないタイプのアプリでも「今は『おんな城主 直虎』にハマってます!」と書いてあったら、最後にログインした時期はお察しですよね。

あなたのプロフィールが埋もれてしまわないよう、ときどき情報を更新して、鮮度を保っておきましょう。


【プロフィールを見てもらいやすくする十箇条】

・興味のありそうなコミュニティを見つけて参加する。

・プロフィールの内容は定期的に見直し、情報を更新する。

・写真もときどき入れ替える。

・旬の話題を入れておく。

・『いいね』や『あしあと』をつける。

・ログイン表示されるようにしておく。

・夜の時間帯(2123時頃)にログインする。

・マッチングアプリ(orサイト)を複数登録する。

・ツイッターのような機能がついていたら、なるべく書くようにする。

・一旦退会して再加入する(できればやらない方がいいです!)


〈興味のありそうなコミュニティを見つけて参加する〉

ひとつふたつではなく、複数のコミュニティに入りましょう。

例えば音楽鑑賞が趣味だとすると『音楽好き』『ライブ好き』『夏フェス行こう』といった特定の方向性に偏りがちですが、なるべくいろいろなジャンルのコミュニティに参加してみることをおすすめします。「この人も『音楽好き』と『ハワイ最高』と『ごはん党』のコミュに登録してる!」という感じで、登録ジャンルがバラバラなのに、同じコミュニティに参加している奇跡の相手が見つかるかもしれません。


〈プロフィールの内容は定期的に見直し、情報を更新する〉

『ヨガ教室に通っています!』……とプロフィール欄に書いたのは数ヶ月前のこと。継続していればいいのですが、新しいことに興味が移っていたら、それは修正した方がいいでしょう。自分が興味があることは何か、どういうところに行ってみたいのかなど、の自分情報に敏感になることで、プロフィールは充実していきます。

今までやったことがないことでも興味があれば書いてしまいましょう。『キャンプしてみたいです!』と書いておくことで、ベテランキャンパーが、ワード検索であなたのプロフィールに辿り着くかもしれません。


〈写真もときどき入れ替える〉

メイン写真(自撮り)以外の写真は、どんどん変えて構いません。春は桜、夏には海というように、季節が感じられると素敵ですね。写真からシーズンが見えると、最終更新日もわかりやすいです。


〈旬の話題を入れておく〉

放送中のテレビドラマや、開催中のイベントなど、旬の話題を入れておくと相手がメッセージを書きやすく、アカウントが稼働している証拠にもなり、一石二鳥です。


〈ツイッターのような機能がついていたら、なるべく書くようにする〉

これも上記と同じ理由です。日々のちょっとしたことを書くことで、あなたの存在をより身近に感じてもらえることでしょう。


〈『いいね』や『あしあと』をつける〉

地道な作業ですが、これが一番効果的です。『いいね』や『あしあと』をつけることに及び腰な方もいるかもしれませんが、これはそういうアプリなので、何も遠慮はいりません。『いいね』の数でランキング表示されるアプリもあるので、上位にいけば目につきやすくなるでしょう。


〈ログイン表示されるようにしておく〉

オンライン・オフラインが表示されるアプリの場合、ログイン中の表示をチェックしてメッセージを送ってくる人もいます。ログインを知られたくないのであればオフにしておけるので、アプリの機能をチェックしてみてください。


〈夜の時間帯にログインする〉

マッチングに登録している人がアプリを使うのは2123時頃が最も多いそうです。その時間帯に『いいね』をつけたり、ログインがわかるようにしておくと、相手からの反応が得やすいです。逆に朝や夕方の忙しい時間は『いいね』をつけても気づいてもらえないかもしれません。


〈マッチングアプリ(orサイト)を複数登録する〉

会員数が多ければ多いほど良いのは間違いありませんが、あまりにも登録者が多いと情報が埋もれてしまうデメリットがあります。大手アプリが自分にとって使い勝手のよいものとは限りません。いろいろ使い分けて、好みのアプリを見つけてみましょう。


〈一旦退会して再加入する〉

新しく登録し直すことで、新規登録者としてトップページに表示されやすくなります。しかし登録用のメールアドレスなどは新しいものを用意する必要があり、これまでの『いいね』や『ログインポイント』はすべて消滅します。メッセージの内容も消えてしまうため、過去にやり取りした人に「はじめまして!」などと言ってしまわないよう注意しましょう。

マッチングアプリやサイトは、初めのうちは使いこなすのが難しく感じるかもしれませんが、慣れるまでの辛抱です。今使っているスマホも、最初はわけがわからなかったはず。使えば使うだけ馴染んでくるのは、革製品だけではありません。

そもそもこのアプリを使う目的は、『アプリを使いこなせるようになる』ではなく、『素敵な相手と巡り会う』というものなので、うまく使えなくてもドンマイです。

ただ「アプリが使いこなせない」という理由だけで、素敵なパートナーとの出会いが遠のいてしまうのは、もったいないですよね。

りんごをかじって眠っているだけでは、王子様も素通りです。SNSやアプリを使うことで、出会いのチャンスは何倍にも膨れ上がるので、ぜひ活用してみてください。


Unknown
中央の赤毛の子は、いつか人間になって、素敵な出会いを夢見ている……かのように見えます。なんだかドキドキさせられるお人形でした。




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自分はどんな人とお付き合いしたいのか。

そのイメージを具体的に思い描き、理想をリストアップしてみる試みについては、以前の記事で触れましたが、今回はそこからさらに掘り下げて『自分はどんな人と一緒にいたら幸せになれるのか』について考えてみたいと思います。


まずは理想のタイプについて。

あなたはどのようなイメージをリストアップできるでしょうか?

例【理想のタイプ】

・知的で品がいい

・お笑いのセンスがある

・控えめで清楚

・知識が広い

・料理が上手

・包容力がある

中身だけでなく見た目も大事です。

・学者っぽい雰囲気のメガネ男子

・髪が長くて色っぽい人

・健康的なスポーツマン

・派手なメイクが似合う

・痩せている

・ぽっちゃりしている


「どんな人が好みですか」と聞かれた場合、おそらくは上記のように相手の個性について注目すると思います。そして、あなたの好みを多く有している相手が、理想のタイプとなるわけですが……

果たしてその人は、あなたを幸せにしてくれる存在でしょうか?


結婚(パートナーシップ)は、相手と自分によって作られる人間関係です。

仮に、あなたの「好み」を、相手がほとんど満たしていたとしましょう。でももし相手の生き方があなたの人生のニーズとまったく合っていないとしたら、その結婚は辛いものになるかもしれません。


パートナーを探すにあたって忘れないでほしいのは『自分はどのような人生を歩みたいのか』ということ。大きな夢や目標のみならず、「結婚したら花壇が欲しいな」といったことでも構いません。理想のタイプを書き出したように、理想の人生イメージもリストアップしてみましょう。

例【理想の人生】

・自分のお店を持ちたい

・田舎暮らしをしたい

・料理が苦手なので週に三度はデリバリーか外食を希望

・大型犬を飼いたい

・ドライブが趣味なので車は必須

・結婚してもジャニーズのライブにだけは行きたい

・同人誌を作ることは続けたいし、コミケにも行きたい

・賃貸ではなく、家を持ちたい


理想の相手とお付き合いしているにもかかわらず、あまり幸せではないとしたら、相手が自分のニーズを満たしていない可能性を疑ってみてください。

「好きな人と一緒にいればそれだけで幸せなんじゃないの?」と思うかもしれませんが、それはある意味で正しく、ある意味では間違いです。

好きな人=自分を幸せにしてくれる人であればいいのですが、必ずしもそうであるとは限らないからです。

相手のためならどんな苦労も厭わないし、自我の一切を捨て去る覚悟があるという人は稀です。(相手を失いたくないが為に、そう思い込もうとしている人はたまに見かけますが……

『相手のために』という名目で、自分の趣味や将来の夢、あるいは自尊心を捨ててはいないでしょうか。いくら好きでも、相手が自分を幸せにしてくれる存在でないとしたら、その人と共にいる目的は何なのでしょう?


例【Aさんの理想の相手リスト】

・長身でスーツが似合う

・クリエティブな仕事をしている

・上司にも言いたいことをはっきり言えて、部下には優しい

・料理が得意

・優しい

・公平な性格

・タバコは吸わない

・真剣に仕事に打ち込んでいる

・知識が豊富で世間慣れしている


例【Bさんの理想の相手リスト】

・明晰かつ優しい性格で、僕の傷つくようなことは言わないでくれる

・僕の失敗を許してくれる心の広さがある

・僕の作った料理を美味しく食べてくれる(食べ物の好き嫌いは少ない)

・僕の話をバカにせず聞いてくれる

・僕の買い物にも付き合ってくれる

・僕の趣味であるボルダリングを一緒に楽しめる

・車を持っていて運転してくれる(僕は免許を持っていないので)

・僕だけを愛して浮気はしない


Bさんどれだけ甘ったれなの!」……ということではなく。

『理想の相手リスト』を作成するのであれば、Bさんのように自分の存在を忘れずに入れてみてほしいと思います。


このAさんとBさんのリストは、私が友人と実際に話したことがヒントになっています。

私の友人は独身時代、常に恋人を切らしたことがなく、いつも素敵な相手とお付き合いしては幸せそうにしていました。

「それっていったいどうやってるの?」と私が聞くと、彼は理想の相手をイメージするのだと教えてくれました。でもそんなことは私だってとっくにやっているのです。しかし私と彼では恋人付き合いにおける幸せという点において、かなり差がありました。

そこでさらに追求して聞いてみると、彼がイメージする理想の相手リストはBさんのようなもので、私のリストはAさんのようなものだったのです。

「こいつ……自分の利便性ばっかり追求してるのか……」と呆れると同時に、とても感心したのを覚えています。よく考えてみれば、自分にとってどうかという点を考慮するのは当然のこと。にも関わらず、私のリストにはそれが一切記載されていませんでした。

彼は「一緒に居て気分良く感じられるかが大事」とも言っていて、それは『心地よい空気感』とか『幸せな気持ち』といった言葉で表現されていたと思います。

私は相手のタイプを羅列するのに必死で「一緒に居て自分がどう感じるか」「相手が自分にどう接するのか」といった部分は、ほとんどイメージしていなかったのだと気が付きました。道理で幸せになれないはずです。


上の例に出したリストについては、わざと極端な書き方をしましたが、好み(タイプ)ばかりを重視すると、自分のニーズが全く満たされないということが起きる可能性については、ご理解頂けたかと思います。


Bさんの理想の相手リスト』は、ただのリストです。パートナーに「このリスト通りにやってほしいんだけど?」と要求するわけではありませんし、好きになった相手がこのリスト通りでなかったからといって憤慨するというものでもありません。

誰に見せるわけでもない単なるリストですから、どんなに図々しい想像をしても構わないのです。あなたにとっての『Bさん的わがままリスト』を思う存分、書いてみてください。

自分が人生で本当に必要としているものが見えてくるかもしれません。

 Unknown
「つかもう」なにを?
本ブログの趣旨からいえば、それはきっと『幸せ』……。

(とか言いつつ、真っ先に「ドラゴンボールかな?」と思った私です)




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